診断基準では、ドライアイとは「様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴う」と書かれてあります。
簡単に言いますと、涙の量が減ったり、涙の質が低下することによって、目の表面を潤す力が低下したことで起きる状態をドライアイと呼びます。現在、日本では約2,000万人ものドライアイの患者さんがいるといわれ、デスクワーカーにおいては 3人に1人がドライアイという報告もあり、まさに現代病、職業病とも言えます。
あなたは10秒目を開けていられますか?
12項目チェックで5個以上あてはまった方、
10秒目を開けていられなかった方はドライアイの可能性があります。
最近目が疲れやすいと感じるのは、目を使いすぎたばかりでなく、もしかしたらドライアイかもしれません。上記のチェックにあてはまる方は早めにドライアイ外来を受診することをおすすめします。
少しでも心配になったり、ご心配な症状がございましたら、ささいなことでもぜひご相談ください。
「何でも気軽に相談できる眼科クリニック」。これが私たちはっとり眼科クリニックが目指す眼科クリニックです。
いくつかの種類に分けられます。ヒアルロン酸点眼薬は涙に働くお薬、ムチン産生促進点眼薬は粘膜に働くお薬 と考えてください。
人工涙液 | ヒアルロン酸点眼薬 | ムチン分泌促進点眼薬 | |
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水分補給 | ○ | ○ | ○ |
涙を安定させる | ○ | ○ | |
キズを治す | ○ | ○ | |
目を潤す | ○ | ○ | ○ |
ムチンの分泌 | ○ |
涙点という涙の出口をふさぐことで、眼表面に涙をため角膜のキズを治療したり、ドライアイ症状を緩和していきます。以下の2種類の涙点プラグがありどちらも当院で治療をおこなっています。
シリコン製のプラグで写真のようにプラグの形は決まっており、大きさには数種類あります。プラグを挿入する涙点という涙の出口の大きさには個人差があり、当院では涙点拡張法という方法で挿入し、患者さんの涙点に最適な大きさを選択します。サイズ選択はシリコンプラグにとってとても大切で、治療効果を大きく左右させます。
コラーゲンはゲル状で、涙の通り道である涙道に流していくプラグになります。流した直後に10分ほど目を温めることで、涙道の中でコラーゲンは固まります。涙道の中に流すため異物感が全くないのが特徴です。コラーゲンは3―4か月で自然と解けていきます。必要のある方は効果が減ってきたころに繰り返し施行することが可能です。
シリコンプラグ、コラーゲンプラグはどちらもわずか数分で治療でき、治療中の痛みは通常ありません。
はっとり眼科クリニックでは予約なしで当日受けられます!
パソコン、エアコン、コンタクトレンズはドライアイの大きな要因になります。パソコン画面に対する目線の高さ、自発的なまばたき、エアコンの風向き、コンタクトレンズの種類などを工夫することで症状が改善します。
涙点プラグ (片目) |
3割負担 | 3,300円 |
---|---|---|
1割負担 | 1,100円 |
涙点プラグ (両目) |
3割負担 | 6,600円 |
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1割負担 | 2,200円 |
※涙点プラグはシリコンプラグ、コラーゲンプラグとも同料金になります
※その他初再診料、検査代等がかかります
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